31歳で発症した劇症1型糖尿病の記録~インスリンは友達~

日本ではまだまだ認知されていない、1型糖尿病を発症した31歳のおじさんの日記。

時効型インスリンの代替としての超即効型インスリン

おはようございます。でんです。

今年のお盆に時効型インスリンがなくなった時の対応について記録しておきます。

お盆に妻の実家に帰省した時に時効型インスリンがなくなりました。滞在予定は残り3日。原因は、使用中のランタスXRの残量を確認せずにそのまま出てきてしまったこと。今後はとりあえず予備を持っていくことに決めました(笑)。家に戻るには往復4時間かかるので、取りに戻るか非常に悩みました。その他対応案は2つ。

①持っているインスリン(超即効型ノボラピッド、超超即効型ルムジェブ)で代替
②近くの病院(内科)で処方してもらう

とりあえずは、①ノボラピッドで対応することにしました。

超即効型インスリンで時効型インスリンの代替

一番簡単にできる①ノボラピッドで対応するをやってみることにしました。これは、ずいぶん前に主治医の先生に相談していた項目です。

「出先でインスリンがなくなったら。災害でインスリンがなくなったら」

ということを懸念して相談していました。

理論上は時効型インスリンがなくなったら、ノボラピッドで対応できる。

時効型16単位/24時間 = 超即効型 4単位/6時間

この場合は6時間に一回4単位ずつ打てばOKということになります。

(ノボラピッドの効果時間は4~5時間と言われているのですが計算上6時間効くとしました)

これをやりました。理論上は血糖値のコントロールは可能だが、コントロールするのは激ムズでした。理由は

①お菓子がたくさんある環境だった

間食すればするほど、追加打ちが必要になり、血糖値の変動が大きくなるのでコントロールが難しい。

インスリンを打つ頻度が増える(血糖値が気になって仕方ない)

打つ頻度が増えるのもそうだし、打った後に低血糖にならないか、逆にしっかり下がっているかが気になります。平均230mg/dL(リブレ値)くらいだった気がします。1時間に一回くらいリブレでスキャンしていた気がする。。

③基礎分泌+追加分の計算が難しい

食事の時は、食事量+補正インスリンに加えて基礎分泌分(4単位/6時間)を考慮して打たないといけないのですが、食事の時間と基礎分泌分を打つ時間が完全に一致することはほとんどないです。なので、低血糖を気にして補正インスリンどれくらいにしようというのがめちゃくちゃ迷います。超即効型の効果のピークが重なると低血糖になりかねないので。

 

結局は処方してもらいました

残り2日の夕方にどうにも気持ちが悪くて、内科受診してランタスXRをインスリン処方してもらいました。その時は、インスリンのから容器を持って行って説明しました。インスリンがどこで手に入るかをめちゃくちゃ調べてもらいました。

その後の、定期健診で主治医の先生に確認したら、気持ち悪さの原因は基礎分泌のインスリンがないことで、気持ちが悪いような、倦怠感があるような感じだったらしいです。何もしていなくても生きるための活動はしているので常にインスリンは必要なのです。←ここはまだ理解できていないです。

インスリンなくなったら取りに帰るor病院受診してすぐに処方してもうが一番