31歳で発症した劇症1型糖尿病の記録~インスリンは友達~

日本ではまだまだ認知されていない、1型糖尿病を発症した31歳のおじさんの日記。

9月7日診察:1型糖尿病の生き方【インスリンは忘れるな】

こんにちは。でんです。
超久しぶりの更新です。
昨日通院だったので、主治医の先生と話したこと、などを記録していこうと思います。日記は中々難しいので。更新頻度上げれるように頑張ります!!

 

目次 

 

1.打ち忘れにより高血糖になるとどーなる?

先日外食の際に、インスリンとBGM(血糖測定器)を忘れてしまいました。少し焦りましたが、30分の距離だったので、「帰ってから打とう」と普通に食事しました。食事から1時間後に血糖測定してインスリン打ちました。300超えだったので少しビビりました笑
主治医の先生に相談したところ、今回は大丈夫(本当は良くないけど)。高血糖の状態が続くことはヘモグロビンA1cが高くなり、合併症のリスクが高まるので気を付けたほうが良いと言われました。入院時から言われていたことですね。基本的には、高血糖の時間、低血糖の時間を極限まで短くする。
予防策としては、予備を持っていくこと。おすすめは同行者(例えば妻)に持ってもらう。予備を持っていても、同じカバンに入れているとカバン紛失すると意味ないので。また、車などに放置すると高温下でインスリンが壊れる可能性があるので推奨しないとのことでした。

2.インスリンがない場合の対応

予備用意していても、旅行先で紛失してしまったり、災害などの不測の事態でインスリンが入手できない場合の対応についても話してくれました。

2.1ノボラピッド(超即効型インスリン)がない場合

内科を受診して、処方してもらう。ノボラピッドは食事の時の急激なインスリンの上昇を抑えるものです。これがないと、一型糖尿病を発症した時のように、高血糖状態が続いてケトアシドーシスになり最悪死にます。とにかく入手することが必須です。災害時で、インスリンが限られている、食料が少ない場合には多少の高血糖(200)ぐらいを維持するのも生きるために必要とのことでした。

2.2ランタス(持効型インスリン)がない場合

ノボラピッドで代用可能。私の場合、1日15単位打っています。基礎インスリンがなければ生きていけないので、この場合はノボラピッドを下記のように打って、持効型の働きをさせるらしいです。

3時間おきに2単位ずつ打つ

 1日15単位=1時間0.625単位

 3時間1.9単位

少し考えればわかりそうですが、ちょっと衝撃でした笑

在庫

私はおおよそ1ヶ月分を目途に在庫持つようにしています。不測の事態で通院できなくても1ヶ月は生きられます。先生は個人の考え方で良いと言っていました。

針180(4回)=45日分

センサ210(4回)=52日分

注射針140(2個)=70日分

アルコール200包(4回)=50日分

ランタス(持効型インスリン)2本(15単位)=33日分

ノボラピッド(超即効型インスリン)6本(45単位)=40日分

 

また、毎回インスリンを処方してもらうのですが、個数はおおよそ計算できるようにしておいたほうが良いとおっしゃっていました。
「不測の事態に入手できたものでどれくらい命が持つのか大雑把に計算できるように」

「それに合わせて、打ち方などを自分で考える必要がある」と

 

まとめ

  • 出先で不足した場合には、病院を受診してインスリン(超即効型)をもらう
  • そうならないように予備を用意する
  • 次回診察時もらう量の計算する
  • ランタスがない場合には、ノボラピッドを3時間おきに2単位打つ(
  • 高血糖時間を少なく
  • 低血糖時間も少なく

自分が主治医であるという意識を持って臨むこと

 

なかなか不便な体になっているとつくづく思いました。

更新日:2020年9月8日