31歳で発症した劇症1型糖尿病の記録~インスリンは友達~

日本ではまだまだ認知されていない、1型糖尿病を発症した31歳のおじさんの日記。

血糖値上げるのは炭水化物、糖質だけじゃない。。

おはようございます。でんです。

1型糖尿病になるまでは、血糖値があげるのはお菓子などの甘いものと思っていました。
糖=甘いものってゆーものすごい思考停止的発想でした。
その誤解は一型糖尿病で血糖値をコントロールするための勉強会で解かれました。
糖尿病になると、糖尿病って何??というところから病院で勉強します。低血糖のこと、インスリンのこと、どの食材が血糖値を上げるのかなど基本的なことを学びます。
1型糖尿病生き方を学ぶ感じです。何を食べると血糖値が上がるのか、逆にどんな時に低血糖になるのか、その時の症状や対処法はなどを学びました。
学んでいる時は、やっていけるのか不安で、「やれますか」と聞いたら主治医や看護師、管理栄養士の人は「大丈夫。できるようになる」といっていました。8か月たちましたが何とかやれています。

血糖値は糖質、炭水化物、イモ類がよく上げてくれます。ポテトが好きな私はちょっとショックを受けました。
逆にほぼ上げないのは野菜や魚などの食品です。
その他、油やお肉などのじわじわ上げてくるものもあります。

最後のじわじわ上げてくる食材がとても厄介です。
私は成分表示があるものはそれを参考に、無いものは炭水化物量からインスリンの量を計算しています。油やお肉が多いものは少しプラスしてインスリン打ちます。

超即効型インスリンノボラピッドを使っていますが、その名の通り効果発現が15分以内ですぐに最大時間が2時間らしいです。糖質などの血糖値をよく上げる食材には対応できるのですが、じわじわ効いてくるやつにはちょっと対応できないですね。
その影響を受けるのが夜中ですね。

油やお肉を大量に摂取すると、寝る前はいい感じに血糖が下がっていても朝起きると150を超えていることなんてざらにあります。それを見越して多めに打つと夜中に低血糖で目が覚める。(最悪の場合は低血糖に気づかずにそのまま天国行きもあるらしいです。インスリンの精度が悪かった昔は多かったらしいです)

とても厄介です。

対処法としては、食事に応じて効果持続時間の異なるインスリンを打つなどあるらしいですが、計算して打てるか、何種類まで持つのかなどデメリットが多すぎてやめました。今は、気になる食事内容だった時には2~3時間後に血糖値や変化の傾向を見て追加打ちすることもあります。

 

定期的に、人間ってすごいと思っています。

今日も一日楽しみましょう!!

最終更新日:2020年9月15日