31歳で発症した劇症1型糖尿病の記録~インスリンは友達~

日本ではまだまだ認知されていない、1型糖尿病を発症した31歳のおじさんの日記。

血糖値スパイクが起こるタイミングは決まっている?

こんにちは でん です。

血糖値スパイクご存じでしょうか?食後に血糖値が急上昇するあれです。健康な時は考えたことありませんでしたが、一型糖尿病になり、24時間血糖値(グルコース値)をモニタリングするようになり、気にしています。

血糖値スパイクは「隠れ糖尿病」 朝食を工夫して食後に血糖値を上げない | ニュース | 糖尿病ネットワーク

血糖値スパイクの傾向は人により異なる!!(一型糖尿病の人)

一型糖尿病はインスリンにしているので、インスリンの効果に影響を与える要因が重要です。具体的には、インスリンの効果発現時間(主治医の先生と相談で変更可能)、インスリンを打ち方(打つタイミング、部位)、日々の体調、食後の立ち振る舞いなどです(個人的見解)。発症から1年経ちましたが私の場合は、下記の条件が当てはまると血糖値スパイクが起きやすいと感じています。

・炭水化物が多い食事
インスリン注射が遅すぎた
インスリン注射の部位が太もも(いつもはお腹)
・食後の睡眠

炭水化物量が多い食事

私は朝食、昼食それぞれ白米とおかずのように炭水化物が多いです。休みの日に菓子パンだけでご飯を済ませた直後は250超えてきます。

インスリン注射が遅すぎた

私の使っている食前の超即効型ノボラピッドは効果発現時間は10分後からです。打ってすぐに食べ始めるとぐいぐい上がります。しかし、時間を空けすぎると低血糖のリスクがあるのでなかなか調整が難しいです。

インスリン注射の部位が異なる

インスリン注射は同じ部位に打ちすぎると、硬結・インスリンボールができてインスリンの効果が薄くなってしまいます。なので、毎回少しずつ部位をずらしてくださいと指導されています。打てる部位は皮下脂肪のある、お腹、太もも、お尻、二の腕なのどです。個人的には一番お腹が打ちやすいのでそこを利用しています。

意識的に毎回少しずつ打つ部位をずらしていますが、無意識のうちに同じようなところに打ってしまいます。1日4回打っているとある程度、「痛い個所、痛くない箇所」が分かってきます。最初はまんべんなく打っていても、だんだん痛くない箇所によって生きます。そこで私は太ももに打てる時は積極的に利用しています。太ももとお腹ここまで離れると効果発現時間に違いがあるようです。(主治医の先生は厳密にはあるが、ほとんど変わらないとおっしゃっていました)。個人的には太ももに打ったときに血糖値スパイクが起こりやすいような気がしています。

食後の睡眠

具体的には昼寝です。昼食後を昼寝をした場合には結構な頻度で250まで上がります。逆に、出先で昼寝ができないような状況ではそこまで上がらないことが多いです。

食べ順による調整

一時期話題になった食べ順ダイエット、食物繊維を先に食べて・・・最後に炭水化物といったように決まった順番で食べるとよいというものです。血糖値スパイクを下げるにも効果があるようです。食物繊維が糖分の吸収を緩やかにするらしいです。今後は取り入れていきたいと思います。