31歳で発症した劇症1型糖尿病の記録~インスリンは友達~

日本ではまだまだ認知されていない、1型糖尿病を発症した31歳のおじさんの日記。

【期間限定思考】で考えるとメンタル落ち着く

おはようございます。でんです。

最近、「学生の頃 でん さんのファンでした」ってこと久しぶりに再会した、夢を見ました。いい夢でした(笑)。

期間限定思考とは

下記のYoutubeで紹介されている「ストレス社会で考えなくていいことリスト」という本の中で出てきます。

簡単に言うと、

「嫌なことはいつまで耐えれるか」という期限を決めて、「いつまで続くか分からないという不安を取り除く」という考え方です。これは非常に大切です。

特に1型糖尿病だと、血糖値のコントロールのためにストレスのコントロールも必要(と考えられている)からです。

血糖の変化に影響を与える因子は、外気温、湿度、体温、疲労度、ストレスなどなどめちゃくちゃたくさんあると言われています。発症時に言われたのは人それぞれ治療の進め方が異なるし、最終的には自分が一番詳しくなるしかないということでした。

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発症時の絶望を緩和するために「期間限定思考」を取り入れる

1型糖尿病に発症して、「一生インスリンを打ちながら生活しないといけない」と知った時の絶望感は半端ないです。そこから立ち直る1つの方法として「期間限定思考」が使えるのではないかと思いました。

私の場合は、劇症1型糖尿病を発症する数か月前に「適応障害」を発症し、人生最大の絶望を味わっていたので、絶望感は緩和されていました(笑)。「もう少し遅れてたら生命の危機もあった」と言われていたので、「生きててよかった」と思え、インスリン生活も比較的すんなり受け入れることができました。

でも一般的に考えたらある日突然インスリン生活はめちゃくちゃきついと思います。そんな時に「期間限定思考」があれば少しはストレスが緩和されると思います。特に、今はiPS細胞で人工膵臓を作る研究が進んでいて「1型糖尿病を2025年には完治する病気にする」(詳細はこちら日本IDDMネットワーク 1型糖尿病・IDDM)が進んでいるので2025年になればインスリンとお別れだ!と思えればあと数年です。あっという間です。

結局本人の気持ち次第

Twitterを見ていると、子供が発症した等苦しんでいる親御さんもいらっしゃいます。気持ちを推し量ることはできませんが、相当つらいと思います。気持ちを落ち着かせて治療(インスリンを使って生きていく)に専念できるかは本人次第です。

親の立場としても、期間限定思考で乗り切っていけないかなぁと思っています。

私は今、息子が一人で彼が将来発症しないこと、今後生まれてくる子供が発症しないことを祈りながら生きていきます。

大丈夫。1型糖尿病は完治するよ。

今日も一日楽しみましょう。